2022年1月初旬に116.30円台の高値をつけたドル円。
その後はテーパリングに関する影響やウクライナ情勢の悪化などもあり、なかなか高値の更新にはいたりませんでした。
しかし、ついにドル円が本気をだした……!
116.70円の高値を更新しました!!!
(※記事をアップ後、ドル円が117円台を更新しました。笑)
ドル円、これまでの流れ
2021年のクリスマス前から徐々に相場が上げてきたドル円。
2021年12月27日には
・ウクライナからロシア軍が撤退
・米株価指数が堅調な推移
などもあり、115円付近まで上昇♪
心理的節目を迎えたものの、年末年始で市場は閑散としていて方向感の欠ける展開><
しかし年明け2022年1月3日、小反発はあるものの115.50円台に突入!
そして2022年1月4日、
116.30円台まで急伸!!!
・米株価指数が伸びた
・NYダウ先物が上昇
などが支援材料となったようです。
その後は横ばいの推移、一服感を迎えます。
しかし相場がなかなか上がりきらず、
・経済指標や要人発言における支援材料の不足
・日米株価の下落
・ウクライナ情勢の悪化
などもあり、ドル円が一時113.40円台まで下落なんてこともありました^^;
それでもコロナ禍のドル円の相場が109円台だったのを考えると、前向きになれるから不思議です(笑)
ドル円とウクライナ情勢
その後は上がったり下がったりを繰り返します。
特にウクライナ情勢の悪化により、市場は一喜一憂をしていた印象です;;
そして特に興味深いのが、ウクライナ情勢によりFXの相場変動!
ここで米ドル/日本円(USD/JPY)のチャートを見てみましょう♪
ウクライナへの侵攻が現実味をおびてきた、2022年2月24日。
この日はリスクオフの流れとなり、114.40円付近まで下落><
しかし再び115.80円付近まで戻してます!笑
『有事のドル買い』と呼ばれる、争いが起きた際でも流動性の高いドルを買っておけば大丈夫というアノマリーが関係していたのではないかと考えます。
しかし、ウクライナ情勢はなかなか好転しません;;
そのためウクライナ情勢への警戒心が薄れ、結局は米経済に関する報道や結果が優先されつつあったように思います。
ドル円116.70円台の高値を更新!
2022年3月11日。
この日は朝からドル円の相場が大きく動いていました。。
海外勢がアクティブな時間帯であったこと。
正午からお昼休みにはいったであろう日本勢が参入してきたこと。
こういったこともあり、ドル円はあっという間に高値を更新!笑
そして午後3時までに
ドル円が116.70円台へ!!!
リアルタイムでみてたので、すごく楽しかったです(笑)
この記事を書き出したのが1時半すぎからだったんですが、116.50円台から始まって、あっという間に116.70円台を突破しました……!
どうトレードしていくか?
116.70円台の高値を更新した後は、値動きが落ち着いたように思われます。
本日は重要な経済指標の発表がありません。
また、明日から市場が閉まってしまいます。
それらのことから、週明けの急落を懸念してドル売りやポジション調整に転じる可能性が考えられます。
また、ウクライナ情勢のドル円の相場への影響が限定的と書きました。
しかし、緊迫した状態から急に悪化してしまった場合は上昇トレンドが一服を迎えることもあり得る話です。
見極めが大事な時です。
翌週のことも考えたトレード、もしくはその場その場のトレンドに対して敏感になること、素早い切り替えができることが、今のトレードで特に重要となっているのではないかと考えます。
これから相場が下がるかなーと思ったら、ショート(売り)ポジションを持つことも考えてもいいかもしれませんね^^
ただ、ショートを保持している場合、利用しているブローカーによってはマイナススワップが発生して支払う必要性があります><
小さいことではありますが、そういったことにも注意したいところです!