前回は「ファンダメンタルズ」及び「ファンダメンタルズ分析」についてご紹介しました^^
今回はそれとはまた違う分析方法の一つ「テクニカル分析」についてです♪
ファンダメンタルズについては下を参考にしていただけると嬉しいです><
テクニカル分析とは
これまでの値動きや成立した売買の数量の推移を分析し、これからの価格の変動を予測する方法を「テクニカル分析」と呼びます!
そして、値動きや売買の数量の推移といった情報を視覚化させたのが「チャート」で、主にこのチャートを利用して分析が行われます><
チャートは取引されてきた結果のため、
「過去に同じような値動きをしていた=これからの値動きも似る可能性が高い」
と考えられるので、分析として用いられるというわけです!
わかりにくいわぁ……笑
簡潔にすると、
「今のこの値動き、見たことある……前は価格が上昇したから、今回も価格が上がる……?!」
っていった感じで、過去の経験を基にこれからの値動きを予測するってだけです!
「この問題、進●ゼミでやった問題だ!」ってやつですね(笑)
そしてもう一つ!
チャートは投資家心理が反映されているとされています。
なので、投資家心理を読みながら取引のタイミングをはかることもテクニカル分析と呼べるということを抑えておきましょう♪
テクニカル分析のメリット
テクニカル分析のメリット
- チャートのみに注視できる
- 経済の知識がなくてもできる
- 取引のタイミングを視覚的に確認・判断できる
- 自身の分析力によっては予測の精度が上がる
経済に関する知識やニュースに関心がなくてもいいんです!
視覚的なデータとしてチャートだけに注視し分析を行っていけば、どのタイミングでどういった取引をするのが適当かという判断が可能♪
それを積み重ねていけば自身の分析力向上にもつながります^^
テクニカル分析のデメリット
テクニカル分析のメリット
- 分析通りの値動きを必ずするわけではない
- 突発的な出来事には弱い
いくら分析力の精度を上げても、テクニカル分析だと突発的なイベントには弱いため、対応が遅れてしまうことがあります><
例えばA国で突然紛争が起こったとしましょう。
分析通りならば価格が上昇していく流れだったのに、予期せぬ出来事により価格が下降するなんてことも十分考えられます;;
だましに注意!
上述のように、分析通りの値動きを絶対するとは断言できません。
まるで男女の仲……
おっとー、私の心の声〜(笑)
それはさておき、分析通りの値動きをしてくれないといえば、この子を忘れてはいけない!!
「だまし」と呼ばる事象がテクニカル分析では起こり得ます><
チャート上では買い時や売り時を表すサインが出ていたのに、そのサインどおりの値動きが起こらないといったものです。
なにそのツンデレ、二次元なら大好物!!
こちらの対策としては、複数のテクニカル指標を利用するといった方法をとることが挙げられます。
テクニカル指標
チャートの動きを読み取るために、あらゆる計算式を作って作られたのが「テクニカル指標」になります^^
そしてテクニカル指標は
・トレンド系
・オシレーター系
大きく上記の2つに分類できます!
トレンド系指標
まずは「トレンド系」から!
価格が上昇や下降、横ばいなどといった価格の方向性を表したテクニカル指標になります♪
“上がっている時は買う、下がっている時は売る”といった感じで、その時の流れに沿った取引を行う「順張り」というトレード方法に適しています^^
トレンド系指標は複数ありますが、代表的なのが
・移動平均線(MA)
・MACD
上記の2つ!
移動平均線とMACD
「移動平均線」と「MACD」、どちらも一定期間の価格から平均値を計算することで、相場の方向性をわかりやすくしたものです。
これにより、大まかな相場の流れや、現在の価格がこれまでの価格と比べて高いのか安いのかが読み取れます^^
ちなみにMACDは移動平均線をバージョンアップさせたもので、下記で説明するオシレーター系の特徴も持っています♪
これらの違いは、これから相場が上昇または下降していくというトレンド発生のシグナルが、MACDのほうが表示スピードが早いという点が例として挙げられます^^
しかし、MACDはだましも発生しやすいのでご注意を><
オシレーター系
現在の相場が買われすぎているのか、売られすぎているのかといった状況を判断するための指標が「オシレーター系」です♪
“上がっている時に売る、下がっている時に買う”という、その時の流れに逆らった取引である「逆張り」という手法に適しています。
こちらも指標は複数ありますが、
・RSI
・ストキャスティクス
上記2つが代表的なものとなります!
RSIとストキャスティクス
「RSI」も「ストキャスティクス」も、どちらも一定の期間においての価格の上がり幅や下り幅をいかして、どれだけの速さでどれだけの値動きをしたのかを読み取ることが可能^^
似ている指標ではありますが、ストキャスティクスのほうが売買シグナルの表示スピードは早いです!
しかし、裏を返せば反応が早いぶん、強いトレンドがおきるとだましも発生しやすくなるという点も;;