大手NFTマーケットプレイス“OpenSea”でのアカウント作成方法から出品の仕方や使い方などを、これまで説明してまいりました^^
そして今回はOpenSeaでのNFT作品の出品方法・第2弾!笑
販売形式についての記事です!!
ただOpenSeaは海外のマーケットなだけあって、すべて英語;;
四苦八苦していらっしゃる方もいるのではないでしょうか><
なので今回も要点を押さえて、画像つき(もちろん日本語化させてます◎)でご紹介していきます♪
NFT作品の販売形式はどこで選択?
前回の記事は、OpenSeaでのNFT作品の出品のやり方と、NFT作品の設定方法などがメインでした。
では早速、販売方法の設定をどこで行えるのか確認しましょう^^
NFT作品に関する設定をした後に『Create』をクリックすると
上記のような画面が表示されるので右上の『×』をおします。
すると、下記のような画面に!
右上にある『Sell』をクリック♪
すると、“List item for sale”というページにたどり着きます。
そこで販売に関する設定が可能◎
販売形式の違い
“List item for sale”というページのトップに、『Type』という欄があります。
こちらでNFT作品の販売の仕方が以下の2つから選択できます!
Timed Auction:オークション形式での販売
2つの販売方法があるのはわかったけど、
どういう違いがあるんだろう??
固定価格販売とオークション販売でどのような違いがあるのか、わかりやすく表にまとめてみました!
設定価格 | 販売期間 | オプション(任意設定) | |
---|---|---|---|
固定価格販売 [Fixed Price] |
0.0002ETH〜 | 1day 3days 7days 1month |
・まとめ売り(Sell as a bundle) ・個人間取引(Reserve for specific buyer) |
オークション形式 [Timed Auction] |
制限なし | 1day 3days 7days 1week |
最低価格設定(Include reserve price) ※イングリッシュ・オークション式のみ |
販売期間とオプションが異なるのがわかります^^
では、それぞれの販売形式の設定のやり方とオプションについての説明にはいります◎
固定価格販売 [Fixed Price]
1.“Price”で販売したい価格(0.0002ETH以上)を入力。
2.“Duration”で販売期間(1day・3days・7days・1mounth)を選択。
3.“More options”をクリックすると、
・Sell as a bundle(セット販売)
・Reserve for specific buyer(個人間取引)
の設定が可能なので、必要があればチェック。
4.設定が完了したら“Complete listing”をクリック。
オプションについて
・Sell as a bundle
自分が出品した他のNFT作品と合わせて購入できる『まとめ売り』『セット販売』ができる機能です♪
こちらを設定する場合はお得感をだすために、1個1個の単価を低く設定するのがおすすめ◎
・Reserve for specific buyer
出品する作品を購入する人がすでに決まっている『個人間取引』を行う場合に使う機能がこちら!
その際は相手側のウォレットアドレスを入手している必要があります◎
オークション販売 [Timed Auction]
オークション販売の場合、二つの形式から選ぶことができます。
・Sell to highest bidder:イングリッシュ・オークションのこと。購入希望者が価格を上げながら、最後に一番高値をだした人が落札できる。
・Sell with declining price:ダッチ・オークションのこと。販売者が設定した最高価格から、誰かが購入するまで価格が下がり続ける。
イングリッシュ・オークション [Sell to highest bidder]
1.“Starting price”で販売開始価格を設定。
2.“Duration”で販売期間(1days・3days・1days・1month)を選択。
3.最低落札価格を設定する場合は“Include reserve price”をチェック(1WETH以上)。
4.設定が完了したら“Complete listing”をクリック。
オプションについて
・Include reserve price
この価格より下で落札されたくない!という場合、こちらで『最低落札価格』を設定できます^^
ただし最低落札価格は“1ETH以上”の設定が必須となります;
対応する仮想通貨
イングリッシュオークション形式の場合、注意してほしいことが一点あります><
対応している仮想通貨は“WETH”のみです!
WETHであればETHよりも
・取引時のガス代を低くおさえる
・取引に要する時間が短くなる
というメリットがあります◎
しかし、ETHとWETHを交換するにはガス代がかかります^^;
ETHと比較するとガス代の節約、取引時間の短縮がメリットとして挙げられますが、
ETHとWETHの交換時にガス代がかかります。
ダッチ・オークション [Sell with declining price]
1.“Starting price”で始値を設定。
2.“Duration”で販売期間(1days・3days・7days・1month)を選択。
3.“Ending price”で終値を設定(始値を下回る数値で)。
4.設定が完了したら“Complete listing”をクリック。
ガス代の支払い
設定が終わったらガス代の支払いにはいります^^
(※MetaMaskをウォレットとして使用)
OpenSeaでNFT作品を初めて出品する際は、以下2つに対してガス代が発生します。
・ウォレット初期化
・トークン取引の承認
しかし、それ以降の出品ではそれらは無料♪
ぶっちゃけこれがOpenSeaでの初期費用となります!
上記のような画像が表示されます。
①〜③がすべて緑色の丸になるまで待ちましょう。。
緑色になったら、OpenSeaでのNFT作品の出品は完了です^^
MetaMaskのトランザクション設定
人によっては出品時にMetaMaskからトランザクション(取引)に関する設定の要求があります。
まず『Add a nickname』と表示されます。
誰のアドレスかわかるように名前をつけることができるので、私はわかりやすく“OpenSea”に^^
次に『Edit priority』と表示されます。
Low・Medium・Highとあり、ネットワークの優先順位の高低が選べます。
ネットワーク速度 | 実際にかかったガス代(ETH) | |
---|---|---|
Low [低] |
30秒以上 | 0.0857682 ETH |
Medium [中] |
約30秒 | 0.09294591 ETH |
High [高] |
約15秒 | 0.0991105 ETH |
2022年1月17日14時時点
ご覧のとおり、ネットワークの優先順位を下げればガス代を節約できます。
ですがその価格差は小さく、いずれにしても高額><
ちなみに私はネットワーク優先順位をLowで設定。
取引承認までに3分くらいかかりました……
Check
ネットワーク優先順位を変更することでガス代の節約が可能。
しかし価格差が小さいうえ、高額なことに変わりはありません。
NFT出品初心者におすすめの販売方法は?
NFT作品を初めて出品される方には、固定価格での販売がおすすめ♪
オークション形式での販売は、一定のファンがついていないと難しいです^^;
ある程度ファンがつき、購入者が増えてきたことを実感できてからオークション出品という流れが理想的◎
そうすれば、固定価格での販売よりもさらに大きな収益を上げることも望めます♪