FXのことを調べていくと、“ファンダメンタルズ”という言葉を見かけます。
最初に「ファンタジーメンタル」と間違って覚えてしまうくらいには、私にはわけのわからない単語でした><笑
でもこれFXトレードをしていく上でめちゃくちゃ重要で、知っていると知らないとでは大違い!!
是非とも取引の参考にしてほしいので、ご紹介いたします♪
この記事、君に届け(こらっ)
テクニカル分析についての記事はこちらをどうぞ^^
ファンダメンタルズって?
国や会社などの経済の状態などを表す指標のことを「ファンタメンタルズ」(fundamentals)といって、「経済の基礎的条件」なんてふうに訳されます!
国や地域の経済の状態を知るために何を見ればいいのかというと
・経済成長率
・財政収支
・失業率
・物価上昇率
などが挙げられます^^
しかーし!!
実はこれといったちゃんとした定義もないので、
・災害
・軍事的緊張
・政治情勢
といった、国や地域が抱えている様々な問題などのことを指している時もあります!
“経済状況が変わるような出来事”も含まれてるんだなって解釈で問題はないと思います^^
ファンダメンタルズ分析って?
ファンダメンタルズを使った分析のことを「ファンダメンタルズ分析」と言います♪
なんて捻りのない……笑
簡潔に説明すると、その国の経済データや情勢(=ファンダメンタルズ)を利用して、相場を予測する分析する方法です!
プロトレーダー感満載……!笑
値動きがよめる、よめるぞ〜!
ムスカ大佐になれるチャンス!笑
そしてこのファンタメンタルズ分析を行う上で、特に重要視してほしいことが複数あります><
重要!
ファンダメンタルズ分析で確認したいこと
- 経済指標
- 金融政策
- 要人発言
- 地政学的リスク
経済指標
あらゆる国の政府や中央銀行が自国の経済に関する統計データである「経済指標」を毎日のように発表しているのをご存知でしょうか?
経済指標が発表される前と後で大幅な値動きをすることもあるのですが、それが特に顕著なのが重要度の高い経済指標の発表時です^^
その国の就業者や失業者といった雇用状況を示すデータである「雇用統計」は、まさにビッグイベント!
上の画像は2021年9月3日(金)に発表されたアメリカの8月雇用統計発表前後のチャートです^^
結果が市場の予想を下回ったため、レート価格が落ちています。
このことからも、経済指標がファンダメンタルズの中でも重要な要素の一つであることがわかりますね><
金融政策
国の銀行である中央銀行は、自国の経済や物価を安定させるために金利や通貨供給量を調整するための政策を打ち出すことがあります。
そういった政策のことを「金融政策」といって、ファンダメンタルズ分析をする上で参考にされるものの一つです^^
今年の5月には中国の仮想通貨の取引規制の発表がありました。
これによりビットコインの価格が11%ちかくも急落したので、侮れないんです……!
要人発言
各国の政府や中央銀行で経済政策を担う主要な高い役職に就いている人物や関係者の発言(要人発言)は、経済指標と同じく速報性が高いデータの一つです!
この要人発言では
・現在の景気状況や今後の見通し
・今後展開していきたい金融政策や指針
などについて触れるため、相場に大きな影響を与えることがあります^^
要人発言といえば、ここ最近だとアメリカの金融政策を決定する会合である「FOMC」がいい例!
今のアメリカは急激な物価の上昇であるインフレにならないよう、金融緩和の縮小させていく「テーパリング」についての議論がされています。
そしてFOMCではそれに関する発言が注目されているんです^^
テーパリングに積極的な姿勢を表す発言なら相場は上がるし、その逆なら下がるので、市場の反応はとても素直(笑)
下の画像は2021年8月19日(木)にあったFOMC前後のチャート!
ご覧のように米ドル円のレート価格は上昇していたのですが、テーパリングに関する発言があまりポジティブなものでなかったため、発表後に下がってます;;
地政学的リスク
「地政学的リスク」というのは、政治や軍事、社会といった情勢の変化による経済への悪影響のことをいいます。
紛争や異常気象なんかがそれにあたります!
何かしらのトラブル(地政学的リスク)を抱えている国は、経済が不安定とされるので、情勢が悪化するともれなく他の国ににも影響を及ぼすなんてことも><
2021年8月中旬ごろからアフガニスタンの反政府勢力であるタリバンの動きが話題になっています。
首都であるカブールに侵攻し、大統領府のを掌握、そしてタリバンがアフガニスタンを制圧してしまうという流れです><
この情勢の悪化によって各国の市場はリスク回避の流れとなり、相場が大きく変動しました!