海外FX社では提供しているところもあるMAM(マム)とPAMM(パム)。
小難しそうな雰囲気プンプンですが、なんてことはない!
わかりやすく解説してまいりますので、お付き合いください♪
MAMとPAMMってこんなの
MAMとPAMMは「マネージドアカウント」という運用の仕方を採用しています。
MAMやPAMMを行う口座を開設後そこに資金を用意し、投資家(以後利用者)の代わりに他のトレーダー(以後プロトレーダーと表記)に取引してもらうというものです!
時間の節約や知識がなくても稼げるチャンスです^^
国内FXではそういった形式はないですが、限られた数ではあるものの、海外では提供している業者もあります。
僕と契約して代わりにトレードしてよ!
まどマギのキュゥべえさん、魔法の使者から投資家になる(笑)
流れ
概要の説明の次は、ちょっと具体的な例を出してご紹介!
下の図をご覧ください^^
利用者は100万円の資金で、1ロットを発注しようと考えています。
資金やロット数を分散させ、トレードするように指示を出し、あとはプロトレーダーにお任せ♪
ちなみに利用者ができるのは指示のみ!
そして、発注できるロット数は資金の比率によって変わります!
手数料
大概の業者は成功報酬型をとっており、
年間または月間の利益に対して15〜30%くらいを手数料として支払います^^
利益がでなければ支払いは不要!
しかし
・FX業者によってパーセンテージが変わる
・勝率の高いプロトレーダーは手数料が高くなりやすい
ということは頭にいれておきましょう><
MAMとPAMMの違い
MAMとPAMMで行うことは一緒なんですが、
・プロトレーダーの取引履歴を見られるか否か
・資金を管理する口座
が主な違いです^^
では、MAMとPAMMがどういったものか掘り下げていきましょう!
MAMの特徴
「MAM」は“Multi Account Manager”の略です。
利用者の口座を使って、プロトレーダーが取引をします。
こちらはプロトレーダーの
・取引履歴
・取引のやり方(手法)
・取引中のポジション
を見ることが可能!
情報が公開されているため安心感があるし、取引のコツを学べるチャンス♪
しかぁぁぁぁぁし!!
プロトレーダーの多くは自身の技術などを明かしたがらないのも事実で、稼いでくれる優秀なプロトレーダーを探すのが困難という面も><
PAMMの特徴
「PAMM」は“Percentage Allocation Management Module”の略。
利用者自身の口座ではなく、利用者の資金が入金されて、その資金でプロトレーダーが取引をする、マスター口座と呼ばれる専用の口座を使います。
こちらはプロトレーダーの
・取引履歴
・トレード内容の詳細
を見ることができません!
利益か損失かという結果のみがわかります><
情報が公開されないため不透明ではありますが、プロトレーダー自身のトレードの技術や手法を盗まれる心配がないため、優秀な人材がいる可能性は高いです!
始める前の注意点!
MAM・PAMMを始める前の注意
- LPOAを必ず読む
- プロトレーダーのトレードスタイル
- 出金できるタイミング、ロックアップ期間
LPOAを必ず読む
「LPOA」ってなんぞやっていうと、「限定委任状」という契約書(LPOA=Limited Power of Attorney Form)のことです。
MAMやPAMMを利用するには、利用者とプロトレーダーの間でこれを交わす必要があります。
その契約書には「取引をプロトレーダーに委任します」とか、責任と賠償、手数料のことなどが記載されているため、不利な内容になってないかを確認するためにも、絶対に目を通しましょう!
プロトレーダーのトレードスタイル
トレードの仕方は人それぞれ、プロトレーダーもまた然り。
安全に取引したり、ハイリスク・ハイリターンな取引をしたりと様々!
利用者もあまり危険なことはしてほしくないとか、慎重に利益を狙っていきたいなど、考えることも様々でしょう。
そのため、利用者は依頼するプロトレーダーのトレード方法を知っておくことは大事になってきます^^
出金できるタイミング、ロックアップ期間
実はMAMやPAMMには、「ロックアップ」という利用開始から一定の期間はトレードや出金ができない期間が設けられています。
また、ポジションを持っていない時にしか出金ができないというところが多いです。
好きなタイミングで取引をやめることができないため、結果的に負けトレードになってしまうこともありえます。
取引や出金に関する自由度は低いので、信頼できるプロトレーダーに委ねる必要があります><